マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

聖霊降臨後第23主日(特定26) 聖餐式 『神を愛し、隣人を愛す』

本日は聖霊降臨後第23主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は申命記6:1-9とマルコによる福音書12:28-34。説教では、神と隣人を愛するという、この最も重要な戒めを私たちの生活の中で実践する恵みを願い、神の愛の中に生きていることを思…

『聖書の底本に目を向ける』

毎週水曜の午後7時半からZOOMで「聖書に聴く会」を開催しています。今週は27日に9名の参加で実施されました。今回はそこで話題になったことの一端について思い巡らしたいと思います。 聖書箇所はその主日の聖書箇所(主に福音書)です。27日はマルコによる福…

『ルルドとベルナデッタに思う』

先主日の聖餐式の説教でルルドの奇跡について言及しました。限られた時間の中で語りきれなかったことがありましたので、ことにルルドとベルナデッタについてブログで取り上げることにしました。 ルルドは、巡礼地として有名で、年間約600万人が訪れていま…

聖霊降臨後第22主日(特定25) 聖餐式 『盲人バルティマイの信仰に倣う』

本日は聖霊降臨後第22主日です。午前は前橋の教会、午後は新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所はヘブライ人への手紙5:12-6:2、9-12とマルコによる福音書10:46-52。説教では、盲人バルティマイの信仰に倣い、イエス様を信頼しそれぞれの願いを必…

『聖フランシスコの精神に思う』

先主日、説教で聖堂内の磔刑像を示し、イエス様が謙遜な姿で仕える者の在り方を示されたことに言及しました。また、その前週の主日では、「行って持っている物を売り払い、貧しい人々に与えなさい。」という御言葉を文字通り実行した人として聖フランシスコ…

聖霊降臨後第21主日(特定24) 聖餐式 『仕える者、僕として生きる』

本日は聖霊降臨後第21主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所はイザヤ書53:4-12とマルコによる福音書10:35-45。説教では、イエス様が私たちに望むことは、権力の座に着いたり支配したりすることではなく、仕える者や僕として生きることであ…

『「マーガレット幼稚園誕生会」に思う』

私は玉村のマーガレット幼稚園のチャプレンもしています。毎月の誕生会で礼拝をしていますが、8月からは新型コロナウイルスの感染拡大のため休みになっていました。緊急事態宣言が解除になり、本日、久し振りに8月~10月、3ヶ月分の誕生者を祝福する誕生会を…

聖霊降臨後第20主日(特定23) 聖餐式 『天に宝を積み、イエス様に従う』

本日は聖霊降臨後第20主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました(前橋は「み言葉の礼拝」)。聖書箇所はヘブライ人への手紙3:1-6とマルコによる福音書10:17-27。説教では、永遠の命を受け継ぐためにイエス様が求めておられることについて思い巡らし、それ…

『ハレルヤブックセンター支援委員会に思う』

本日午後5時半から第5回前橋ハレルヤブックセンター支援委員会が福音伝道教団前橋キリスト教会であり、参加しました。ハレルヤブックセンターは前橋にあるキリスト教書店で、2019年5月に開店しました。このような本格的なキリスト教書店は群馬県で唯一です。…

『ルイ・アームストロングの音楽とキリスト教(3)』

これまで2回に渡って、サッチモ、ことルイ・アームストロングの音楽とキリスト教について記してきました。曲としては「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)と「聖者の行進(When The Saints Go Marching In)」について思い巡らしました。そこ…

聖霊降臨後第19主日(特定22) 聖餐式 『イエス様は人生のパートナー』

本日は聖霊降臨後第19主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は創世記2:18-24とマルコによる福音書10:2-9。説教では、キリスト教の結婚観について知り、結婚と信仰は類似しており、共に暮らす人をパートナーとして助けると共に、人生のパー…

『ルイ・アームストロングの音楽とキリスト教(2)』

前回のブログの記事では、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)について、特に創世記1:31との関係に注目して述べました。 今回は、サッチモこと、ルイ・アームストロングの出世作となった「聖者の行進(When The Sain…