マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『レイ・チャールズとキリスト教①』

少し前になりますが、6月10日は「ソウル神様」の異名をとるアメリカのR&Bの歌手、レイ・チャールズが亡くなった日でした(2004年、73歳)。プレスリーはじめ多くのミュージシャンに影響を与え、ポール・マッカートニーは前々回紹介した「ザ・ロング・アン…

聖霊降臨後第4主日 聖餐式『派遣され、イエス様を認める』

本日は聖霊降臨後第4主日。午前前橋、午後新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、エレミヤ書20:7-13 、詩編69:7-10、15-17とマタイによる福音書 10:24-33。説教では、愛に満ちた父なる神を畏れ敬い、この世に派遣され、イエス様を私の救い主…

『ザ・ビートルズ「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」に思う』

去る6月18日はポール・マッカートニーの81歳の誕生日でした。その日の午前2時からのNHKラジオの深夜便ではポール・マッカートニーのビートルズ時代の作品特集がありました。どれもメロディアスな名曲揃いでしたが、その中で一番心惹かれたのが「ザ・ロング・…

聖霊降臨後第3主日 聖餐式『身近な人々から福音を宣べ伝える』

本日は聖霊降臨後第3主日。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、出エジプト記19:2-8a、詩編100とマタイによる福音書9:35-10:8。説教では、イエス様は私たちを使徒として派遣し、まず身近な人々から福音を宣べ伝え、癒やすことを望まれている…

『ホイットニー・ヒューストン「アイ・ゴー・トゥ・ザ・ロック」に思う』

前々回のブログでホイットニー・ヒューストン「オールウェイズ・ラヴ・ユー」について記し、特にその週の主日の中心聖句「私はいつもあなたがたと共にいる」との関連について思い巡らしました。 ホイットニー・ヒューストンは、直接神を讃美する曲も歌ってい…

聖霊降臨後第2主日 聖餐式『私たちを招かれるイエス様』

本日は聖霊降臨後第2主日。新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、ホセア書5:15-6:6 、詩編50:7-15とマタイによる福音書9:9-13。説教では、マタイを招いたイエス様は私たちをも招いていることを知り、私たちが、慈しみを求めるイエス様の呼び…

『ホイットニー・ヒューストン「オールウェイズ・ラヴ・ユー」に思う』

先主日の説教で、マタイによる福音書28章16-20節について述べました。そこでは触れませんでしたが、この箇所の後半、18b~20節のイエス様の言葉「私は天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民を弟子にしなさい。彼らに父…

三位一体主日・聖霊降臨後第1主日 聖餐式『疑う者にも近寄り派遣するイエス様』

本日は三位一体主日・聖霊降臨後第1主日。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、コリントの信徒への手紙二13:11-13、詩編150とマタイによる福音書28:16-20。説教では、イエス様は疑う者にも近寄り、そのような者にも「共にいる」と言って「弟子…

『スティービー・ワンダー「ハイアー・グラウンド」に思う』

前々回のブログでスティービー・ワンダー「ハッピー・バースデイ」について思い巡らし、スティービーの信仰がこの曲の中の一節「Love and unity to all God's children(愛と全ての神の子たちの団結)」の歌詞を生んだと記しました。スティービー・ワンダーの…