マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『ルイ・アームストロングの音楽とキリスト教(1)』

去る9月5日の東京パラリンピック閉会式で、ルイ・アームストロングの名曲「この素晴らしき世界」(What a Wonderful World)がセレモニーの終わりを彩りました。ここでは頸椎損傷の大けがをしながらリハビリを経て再び歌えるようになったロックバンド「ROGUE…

聖霊降臨後第18主日(特定21) 聖餐式 『自負心を捨て、命(神の国)に入る』

本日は聖霊降臨後第18主日です。午前は前橋、午後は新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所はヤコブの手紙4:7-12とマルコによる福音書9:38-43、45、47-48。説教では、イエス様は寛容の精神を持ち小さな人々を大切にすることを求めておられることを知…

『ジャスティン・ビーバーの音楽と信仰(2)』

前々回のブログで現代のポップ・シンガー、「ジャスティン・ビーバーの音楽と信仰」について記しました。今回はその続編です。 ジャスティン・ビーバーの最新盤は今年3月、リリースされたアルバム『Justice(ジャスティス)』です。新型コロナウイルスのパン…

聖霊降臨後第17主日(特定20) 聖餐式 『信仰により小さき者を受け入れる』

本日は聖霊降臨後第17主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所はヤコブの手紙3:16-4:6とマルコによる福音書9:30-37。説教では、イエス様は私たちを含む、弱く、助けを必要としている人を受け入れてくださることを知り、このイエス様への信…

『ジャスティン・ビーバーの音楽と信仰(1)』

先主日の説教の中で、W.W.J.D.について、ポップ・シンガーのジャスティン・ビーバーがこの文字の付いたリストバンドを身に着けて知られるようになったことを話しました。W.W.J.D.は「What Would Jesus Do?」を略したもので、ジャスティン・ビーバーはイエス…

聖霊降臨後第16主日(特定19) 聖餐式 『イエス様の弟子の生き方』

本日は聖霊降臨後第16主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました(前橋は「み言葉の礼拝」)。聖書箇所はイザヤ書50:4-9とマルコによる福音書8:27-38。説教では、イエス様の弟子とは、自分を捨て自分の十字架を背負ってイエス様に従う者であることを知り…

『24年前の「ダイアナ妃葬送式」に思う』

衝撃だったダイアナ元皇太子妃が亡くなったのが1997年8月31日、そして葬送式が同年9月6日にウエストミンスター寺院で行われました。今回、葬送式から24年目にCDでその模様を聞きました。このCDです。 オルガン独奏によるウィリアム・ハリスの前奏曲から…

聖霊降臨後第15主日(特定18) 聖餐式 『「エッファタ」と呻き執りなすイエス様』

本日は聖霊降臨後第15主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所はイザヤ書35:4-7aとマルコによる福音書7:31-37。説教では、イエス様が奇跡を起こすために天を仰ぎ呻いて言われた「エッファタ」という言葉の意味を知り、私たちのために呻き神…

『公文和子さんと「シロアムの園」に思う』

先主日の説教で「神の戒め」を実践している人として公文和子さんを紹介しました。公文さんについては、この夏読んだ今年7月に刊行された『グッド・モーニング・トゥ・ユー! ケニアで障がいのある子どもたちと生きる』(いのちのことば社)に詳しく記されて…