マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

聖霊降臨後第21主日 聖餐式 『救いを捜す人とその人を捜す神』

本日は聖霊降臨後第21主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、テモテへの手紙二1:1-5とルカによる福音書19 :1-10。「徴税人ザアカイとイエス様の出会いの話」から、救いを「捜す」人は、その人を「捜す」神様と出会うことができることを…

『マヘリア・ジャクソン「いざ高き天国へ」に思う』

前々回(10月20日)のブログで『「ヤコブの天の梯子」と「天国への階段」』について思い巡らしました。天国については、9月15日のブログで取り上げたマヘリア・ジャクソンにも「いざ高き天国へ」と邦題のついたゴスペルソングがあります。「いざ高き天国へ(…

聖霊降臨後第20主日 聖餐式 『神に寄り頼む幸せ』

本日は聖霊降臨後第20主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。テモテへの手紙二 4:6-8、16-18 聖書箇所は、テモテへの手紙二 4:6-8、16-18 とルカによる福音書18 :9-14。「ファリサイ派の人と徴税人のたとえ」から、イエスは自分に寄り頼むファリ…

『「ヤコブの天の梯子」と「天国への階段」』

先主日の説教で、創世記32章のヤコブが神様と格闘し「イスラエル」と呼ばれるようになったことについて述べました。また、10月6日のブログでは、聖歌519「主よ みもとに近づかん」が創世記28章のヤコブの夢に由来していることを記しました。 今月の幼稚園の…

聖霊降臨後第19主日 聖餐式 『叫び求める人に応える神』

本日は聖霊降臨後第19主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、創世記 32:4-9、23-31 とルカによる福音書18 :1-8a。「やもめと裁判官のたとえ」やヤコブの信仰から、神は必ず叫び求める人たちの祈りに応えることを知り、絶えず祈り続け…

『「2022日本聖公会人権セミナー」に思う』

私は北関東教教区の宣教部人権担当をしており、「2022日本聖公会人権セミナー」の準備委員でもありました。今回は10月12日(水)・13日(木)、草津でリモート(Zoom)により開催された「2022日本聖公会人権セミナー」について記します。北関東教区では、先主…

聖霊降臨後第18主日 聖餐式 『神の愛とキリスト者の生き方』

本日は聖霊降臨後第18主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、ルツ記1:8-19aとルカによる福音書17 :11-19。神はすべての人を愛しているということと、イエス様に戻り礼拝することを望んでいることを知り、日々神を崇めイエス様に感謝す…

聖歌519「主よ みもとに近づかん」に思う

10月4日に前橋聖マッテア教会で葬送式があり、聖歌519「主よ みもとに近づかん」を歌いました。説教では、「召天」という言葉の意味の説明にかかわりこの聖歌の3節を引用しました。今回はこの聖歌全体について思い巡らしたいと思います。 聖マーガレット教会…

聖霊降臨後第17主日 聖餐式 『信仰とすべきこと』

本日は聖霊降臨後第17主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、ハバクク書1:1-6、12-13、2:1-4とルカによる福音書17 :5-10。神は小さな信仰でも持ち続けることを望み、そして私たちがすべきことは主のみ旨を行うことであることを知り…