マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『映画「エルヴィス」に思う』

今年7月1日から映画「エルヴィス」のロードショーが始まりました。なかなか観に行くことができず、終了2日前の8月9日(水)に109シネマズ高崎でこの映画を観ました。 エルヴィス・プレスリーについては、この前のブログ「オーガスチンとマルコの家」で4回に渡…

聖霊降臨後第12主日 聖餐式 『私たちに報いをくださる神』

本日は聖霊降臨後第12主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、シラ書 10 :12-18とルカによる福音書14 :1、7-14。神は高慢な者を低くし謙遜な者を高くすることを知り、お返しできない人を招いたとき神が私たちに報いをくださること、私た…

『「マーガレット幼稚園誕生会」に思う』

私は2019年4月から玉村町のマーガレット幼稚園のチャプレンをしています。群馬県においては、高崎も新町も榛名も幼稚園を止めてしまいましたので、聖公会の幼稚園は玉村が唯一となっております。 月一度、誕生会で礼拝及びお話をしています。理事会に出て意…

聖霊降臨後第11主日 聖餐式 『神の国の狭い戸口から入る』

本日は聖霊降臨後第11主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、ヘブライ人への手紙 12:18-19、22-29とルカによる福音書13 :22-30。神の国の狭い戸口から入るために、自分を見つめ直し鍛錬し、信仰によって神様の御心に従って今を全力で生き…

『「2022年群馬県カトリック平和旬間行事」に思う』

先日、13日(土)に「2022年群馬県カトリック平和旬間行事」にシンポジストとして参加しました。今回はこの行事から思うことを記します。 基調講演の松浦悟郎司教様のお話から多くの示唆を得ましたが、特に最後にお話しになった「9条を変え、軍隊を持った場合…

聖霊降臨後第10主日 聖餐式 『イエス様が投じる信仰の火』

本日は聖霊降臨後第10主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、ヘブライ人への手紙 12:1-7、11-14とルカによる福音書12:49-56。イエス様に目を向け、イエス様の十字架を理解し、イエス様が投げられた「信仰の火」が教会に、また私たち一人…

『ザ・ローリング・ストーンズの「Salt Of The Earth(地の塩)」に思う』

先主日の説教で、主に従う小さな群れに神は神の国をお与えになることを述べました。 この世で小さくされた人々が祝福されるということで思い浮かぶ曲としては、前々回のブログで紹介したザ・ローリング・ストーンズのLP『ベガーズ・バンケット(乞食の宴会)…

聖霊降臨後第9主日 聖餐式 『神の国で給仕される主イエス様』

本日は聖霊降臨後第9主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、ヘブライ人への手紙 11:1-3、8-16とルカによる福音書12:32-40。主に従う小さな群れに神は神の国をお与えになり、主イエス様が私たちに給仕してくださることを知り、天に宝を…

『ザ・ローリング・ストーンズの「Prodigal Son(放蕩息子)」に思う』

先主日の説教「愚かな金持ちのたとえ」において、自分のためだけに財産を蓄える者を神様が「愚かな者」と呼び、日野原重明医師の「生きることの質」の中で「何かを失うのではないかと心配し思い煩っている人は貧乏人」という言葉を紹介しました。つまり、「…