マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『「赤毛のアンのテーマ」に思う』

先週の土曜は、第4回「キリスト教文化入門」が開催されました。初めての方2名を含む9名の参加者がありました。この集いでは「赤毛のアン」を英語で読み、背景にあるキリスト教精神やキリスト教文化等について思い巡らしています。ALTのクリスも参加しており…

大斎節第2主日 聖餐式『キリストに従い共に歩む』

本日は大斎節第2主日です。午前は前橋、午後は新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、創世記17:1-7・15-16、詩編22:23-31、ローマの信徒への手紙4:13-25、マルコによる福音書8:31-38。 説教では、主イエス様は「イエス様の後に従う」ことを…

『バート・バカラック「世界は愛を求めている」に思う』

少し前になりますが、去る2月8日はバート・バカラックの命日でした。昨年のこの日に逝去されたのでした。この日のNHKラジオ深夜便のロマンチックコンサートはバート・バカラック特集でした。この中で一番心に残ったのがジャッキー・ディシャノンが歌った「世…

大斎節第1主日 聖餐式『荒れ野で支え続ける神』

本日は大斎節第1主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、創世記9:8-17、詩編25:1-10、ペトロの手紙一3:18-22、マルコによる福音書 1:9-15。 説教では、大斎節の始まりに当たり、荒れ野で神が支え続けておられることを知り、イエス様…

『バッハのカンタータ第99番「神のみわざはすべて善し(神の業こそ、麗しい)」(BWV99)に思う』

前々回のブログで、バッハの「ゴルドベルグ変奏曲」について記し、最初と最後のアリアは「天国」、30の変奏は「この世」であると黙想しました。そして、第30変奏のメロディがカンタータ第99番「神のみわざはすべて善し」(BWV99)のコラールに類似しているこ…

大斎節前主日 聖餐式『イエス様に聞き従う』

本日は大斎節前主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、列王記下2:1-12、詩編50:1-6、コリントの信徒への手紙二4:3-6、マルコによる福音書9:2-9 。 説教では、「キリストの変容」の箇所を通して、イエス様に聞き従い、イエス様と同…

『バッハ「ゴルドベルグ変奏曲」に思う』

1月7日(日)のテレビ朝日「題名のない音楽会」の「トップピアニストから届いた!ニューイヤーメッセージ2024」の番組で、あるピアニストの言葉と演奏に心惹かれました。その人はヴィキングル・オラフソン、「アイスランドのグレン・グールド」と評されたピア…

顕現後第5主日 聖餐式『仕えることと祈ること』

本日は顕現後第5主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、イザヤ書40:21-31、詩編147:1-11、20c、コリントの信徒への手紙一9:16-23、マルコによる福音書1:29-39。 説教では、シモンのしゅうとめの癒やしと宣教の箇所から「人々に仕え…