マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『遠藤周作「深い河」に思う②』

前々回、遠藤周作「深い河」の読書会について記しました。この本「深い河(ディープ・リバー)」の題辞、1章の直前に、「深い河、神よ、わたしは河を渡って、集いの地に行きたい 黒人霊歌」との記述が見られます。題辞(エピグラフ)はテーマと関連する言葉が選…

顕現後第4主日 聖餐式『権威ある新しい教えに従う』

本日は顕現後第4主日です。午前は前橋、午後は新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、申命記18:15-20、詩編111、コリントの信徒への手紙一8:1-13、マルコによる福音書1:21-28。 説教では、「汚れた霊に取りつかれた男を癒やす」箇所から、「権…

『遠藤周作「深い河」に思う①』

かつて一緒に養護学校で勤めたKさんから旧群馬町の図書館で行われている読書会に誘われ、11月4日と先日1月13日に参加しました。それが遠藤周作「深い河」の読書会でした。ここの読書会は「もえぎの会」という名前で、もう30年以上続いているそうでした。この…

顕現後第3主日 聖餐式『「人間をとる漁師」であるイエス様に応える』

本日は顕現後第3主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、ヨナ書3:1-5・10、詩編62:5-12、コリントの信徒への手紙一7:29-31、マルコによる福音書1:14-20。 説教では、最初の弟子の召命の箇所から「人間をとる漁師」であるイエス様の…

『赤毛のアンとブラウニングの詩』

1月13日(土)から「キリスト教文化入門」が開始されました。初日はL.M.モンゴメリ作「赤毛のアン」の題名や題辞等について思い巡らしました。題辞には本のテーマやモットー等が示されています。 アンの名前はアンナから来ていること、アンナはルカ2:36-38の…

顕現後第2主日 聖餐式「イエス様の弟子として祈る」

本日は顕現後第2主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、サムエル記上3:1-10、詩編139:1-6・13-18、コリントの信徒への手紙一6:12-20、ヨハネによる福音書 1:43-51。 説教では、フィリポとナタナエルがイエス様に出会う場面から、イ…

『「キリスト教文化入門」の開始』

今年は1月から前橋聖マッテア教会の新企画として「キリスト教文化入門」を開始します。教会のホームページや掲示板等にこのようなポスターを貼っています。前橋ハレルヤブックセンターにも掲示していただいています。 この集いは、このポスターにありますよ…

顕現後第1主日・主イエス洗礼の日 聖餐式「イエス様の洗礼・私たちの洗礼」

本日は顕現後第1主日・主イエス洗礼の日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、創世記1:1-5、詩編29、使徒言行録 19:1-7、マルコによる福音書 1:4-11。 説教では、キリストの洗礼の場面から、イエス様が洗礼を受けた意味及び私たちが洗…

主イエス命名の日 聖餐式『神の言葉を心に留め思い巡らす』

本日は一年最初の日で、主イエス命名の日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、民数記6:22-27、詩編 8、ガラテヤの信徒への手紙4:4-7、ルカによる福音書2:15-21。 説教では、イエス様が「イエス(主は救い)」と命名されたことの意味を…