マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

顕現後第4主日 聖餐式 『預言者の使命と苦悩』

本日は顕現後第4主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書日課はエレミヤ書1:4-10 とルカによる福音書4:21-32。 説教では、聖書の言葉を受けとめる者は、古い見方や在り方から抜け出て、イエス様と共に新しい世界へと出ていくことができることを…

『ツツ大主教の信仰と働き(1)』

昨年の暮れも押し迫った12月26日、大きなニュースが世界を走りました。南アフリカのアパルトヘイト撤廃へ大きな働きをされたツツ大主教が帰天されたというニュースでした。翌日の新聞では、こう報じられました。 『<デズモンド・ツツ元大主教死去 南アフリ…

顕現後第3主日 聖餐式 『貧しい人に福音を告げ知らせるイエス様』

本日は顕現後第3主日です。午前は前橋の教会、午後は新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書日課はネヘミヤ記8:2-10とルカによる福音書4:14-21。 説教では、イエス様がこの世界に来られたのは「貧しい人に福音を告げ知らせるため」ということを知り、自…

『チャールズ・ミンガスとキリスト教②』

前々回のブログの記事で、ジャズ・ベーシストのチャールズ・ミンガスの音楽と反人種差別や人権等について、その根源にキリスト教があったことについて記しました。今回はその続編です。 チャールズ・ミンガスとキリスト教の関係については、彼の作品で「水曜…

顕現後第2主日 聖餐式 『従順な召し使いとして役割を果たす』

本日は顕現後第2主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書日課はイザヤ書62:1-5・コリントの信徒への手紙一12:1-11・ヨハネによる福音書2:1-11。 説教では、カナの婚礼の奇跡から、主がくださる恵みが私たちの心を満たすことを知り、召し使い…

『チャールズ・ミンガスとキリスト教』

先週の水曜(1月5日)午前2時のNHKラジオ深夜便で、チャールズ・ミンガスの特集をしていました。その日が、彼の命日であることを想起してのことでした。私は偶然、それを最後まで聞きました。 チャールズ(私は「チャーリー」と言っていました)・ミンガ…

顕現後第1主日・主イエス洗礼の日 聖餐式 『洗礼により神とつながり、イエス様の弟子として歩む』

本日は顕現後第1主日・主イエス洗礼の日です。新町の教会で今年最初の最初の聖餐式を捧げました。聖書日課はイザヤ書42:1-9・使徒言行録10:34-38・ルカによる福音書3:15-16、21 -22 。 説教では、洗礼の意味をつかみ、神様とつながり、イエス様の弟…

『年頭にあたり願うこと』

2022年が始まりました。コロナも落ち着いたかに思っていたところ、新たなオミクロン株が急速に感染拡大し、先行きは不鮮明となってきました。一層の配慮をしていかなければならないと思います。 昨年末から新年にかけて、マイブームとなっているCDがありま…

降誕後第2主日 聖餐式 『主を礼拝し主に献げる』

本日は降誕後第2主日です。昨日に続いて前橋の教会で今年最初の最初の主日礼拝の聖餐式を捧げました。聖書日課はエレミヤ書31:7-14・エフェソの信徒への手紙1:3-6 、15-19・マタイによる福音書2:1-12。 説教では、3人の博士たちがイエス様を礼拝し…

主イエス命名の日 聖餐式 『私たちのアイデンティティ』

本日は2022年の元日です。前橋の教会で「主イエス命名の日」の聖餐式を捧げました。司祭叙階の時のチャジブルを着て、思いを新たにしました。 聖書日課は出エジプト記34:1-9・ローマの信徒への手紙1:1-7・ルカによる福音書 2:15-21。説教では、イ…