マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「エリザベス女王葬送式」に思う②

前々回のブログで「エリザベス女王葬送式」について記し、前回のブログに掲載した先主日の説教でもそこで歌われた聖歌について言及しました。これまで葬送式で参列者により歌われた3曲のうち2曲について既に語りました。今回は最後の一曲について思い巡らし…

聖霊降臨後第16主日 聖餐式 『ラザロのこころ』

本日は聖霊降臨後第16主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、アモス書6:1-7 とルカによる福音書16 :19-31。「金持ちとラザロのたとえの意味するところを知り、神の御言葉に耳を傾け、自分が救いを求めている者であることを自覚し、神に…

「エリザベス女王葬送式」に思う

英国の女王エリザベス2世は去る9月8日に逝去され、国葬が19日(月)に行われました。女王は英国聖公会の首長(Defender of the Faith)でもありました。葬送式は、現地時間午前11時(日本時間午後7時)からロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われました。…

聖霊降臨後第15主日 聖餐式 『正しさに優先する愛と赦し』

本日は聖霊降臨後第15主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、テモテへの手紙一2 :1-8とルカによる福音書16 :1-13。「不正な管理人のたとえ」から、管理人はイエス様で主人は神様であること、愛と赦しは正しさより優先していることを知り…

マヘリア・ジャクソンとゴスペルソング

前々回のブログで映画「真夏の夜のジャズ」について記し、特に映画の最後に登場したマヘリア・ジャクソン及び彼女がこのステージの最初に歌った曲「An Evening Prayer(夕べの祈り)」等について思い巡らしました。 今回は、マヘリア・ジャクソンの略歴や1958…

聖霊降臨後第14主日 聖餐式 『捜し、見つけ、喜ぶ神』

本日は聖霊降臨後第14主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、出エジプト記32 :1、7-14とルカによる福音書15 :1-10。神は見失った1匹の羊や無くした1枚の銀貨を捜し、それを見つけて大いに喜ぶことを知り、すべてを神に任せて、み手に…

『映画「真夏の夜のジャズ」に思う』

もう夏も終わりですが、先日、DVDで映画「真夏の夜のジャズ JAZZ ON A SUMMER'S DAY」を観ました。 「真夏の夜のジャズ」は1958年夏、4日間にわたって開催された「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」の模様を撮影した音楽ドキュメンタリー映画です。下…

聖霊降臨後第13主日 聖餐式 『イエス様の弟子になる条件』

本日は聖霊降臨後第13主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、申命記30 :15-20とルカによる福音書14 :25-33。イエス様が弟子になるため示した3つの条件の真意を知り、「執着心を捨て日々十字架を負う覚悟でイエス様に従う」という目標に…