マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『バッハのカンタータ67番「死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ」に思う』

前々回のブログで、バッハ・コレギウム・ジャパンのCDからバッハのカンタータ134番「イエスによりて生くるを悟りし心は」について思い巡らしました。このCDには復活節に歌われたカンタータが他にも2曲入っています。今回はこのうちのカンタータ67番…

復活節第4主日聖餐式  「良い羊飼いのみ声に従う」

本日は復活節第4主日。午前前橋、午後新町の教会で聖餐式を献げました。 聖書箇所はヨハネの手紙一3:1-8とヨハネによる福音書10:11-16。説教では、羊を知り、羊に知られている「羊飼い」であることについて、特に「知る」という言葉にスポットを当てて…

『バッハのカンタータ134番「イエスによりて生くるを悟りし心は」に思う』

先主日の福音書箇所は ルカによる福音書24:36-48(復活したイエス様が、エルサレムで弟子たちの前に現れる)でした。この箇所を取り上げたバッハのカンタータがあります。カンタータ134番「イエスによりて生くるを悟りし心は(おのがイエス生きたもう、…

復活節第3主日聖餐式  「復活の証人として生きる」

本日は復活節第3主日。前橋の教会で聖餐式を献げました。先主日は新町の礼拝でしたので、今回が私の前橋就任後初の聖餐式の司式・説教でした。 聖書箇所はヨハネの手紙一1:1-2:2とルカによる福音書24:36b-48。説教では、「キリストの証人」ということ…

『国分友里恵「この人を見よ-現代賛美歌続編-」に思う』

今年の聖金曜日(受苦日)の礼拝における説教において聖歌357番「この人を見よ」を取り上げました。ローマ総督ポンテア・ピラトがユダヤ人たちに言った言葉「この人を見よ」(エッケ、ホモ)について思い巡らし、その事の関連で言及した聖歌でした。 その歌詞…

復活節第2主日聖餐式  「傷ついた復活の主を信じる」

私はこの度の辞令により、高崎聖オーガスチン教会副牧師から前橋聖マッテア教会牧師となりました。新町聖マルコ教会については継続勤務し、協働司祭から管理牧師となりました。4月5日(月)から前橋聖マッテア教会での勤務が始まりました。 これまで「オーガ…