マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『グループ聖書研究の一方法~スウェーデン方式』

昨年5月からリモート(Zoom)による「聖書に聴く会」を、原則として毎週水曜午後8時から行っています。その週の主日に読まれた聖書(主に福音書)箇所を参加者と丁寧に読み進め、主の御心を尋ね求めています。この会には求道者や未信徒の方も含め、一時は10…

聖霊降臨後第3主日 聖餐式 『主イエス・キリストの道に従う』

本日は聖霊降臨後第3主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、列王記上19:15-16、19-21とルカによる福音書9:51-62。主イエス様に従う道は、私たちを「この世の執着」から解放し、救いを得させる道であることを理解し、神の国と神の義…

『私にとっての三浦綾子の一冊』

前橋ハレルヤブックセンターで「三浦綾子生誕100年記念フェアー」が5月30日(月)〜6月30日(木)まで開催しています。そして、「私の三浦綾子の一冊」を語る会が、6月22日(水)午後1時から前橋ハレルヤブックセンターにて行われました。昨日の朝日新聞群馬版にも…

聖霊降臨後第2主日 聖餐式 『十字架を負いキリストに従う』

本日は聖霊降臨後第2主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、ガラテヤの信徒への手紙3:23-29とルカによる福音書9:18-24。キリストが私たちを包んでいることに信頼して、自分を捨て、日々、自分の十字架を負って、イエス様に従っていく…

ユーミンとキリスト教

この7月にユーミンこと松任谷(旧姓荒井)由実は、デビュー50周年を迎えます。ユーミンは幼稚園はカトリック八王子教会の附属、中高は立教女学院でした。キリスト教がユーミンの音楽に及ぼした影響は小さくないと考えます。 ベルベットイースターという、曲名…

三位一体主日・聖霊降臨後第1主日 聖餐式 『真理を導く聖霊』

本日は三位一体主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、イザヤ書6:1-8 とヨハネによる福音書16:5-15。三位一体の神が私たちに真理を導かせるために聖霊を送られていることを知り、真理の霊である聖霊を祈り求めました。聖ヨハネ修士会…

聖公会のロザリオの祈り

先週の月曜(5月30日)に、前橋の教会の信仰の先達であるJ・K・T兄が82歳で帰天されました。兄の病状が急変した5月19日から「朝の祈り」の聖務日課に続いて「ロザリオの祈り」を始めました。特に、K兄のほか数名の病床にある兄弟姉妹の癒しを名前を挙げ…

聖霊降臨日 聖餐式 『聖霊を受け使命を果たす』

本日は聖霊降臨日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。主日としては年2回しかない赤の祭色でした。 聖書箇所は、使徒言行録2:1-11とヨハネによる福音書20:19-23。聖霊により罪の赦しの権能と派遣の使命を与えられたことを知り、人々の罪を赦す者に変…

『W.H.オーデンの詩「見るまえに跳べ」に思う』

この4月から主に求道者を対象に、毎週土曜日午後4時から竹内謙太郎司祭著の「教会に聞く」により「教会問答(カテキズム)勉強会」を会館で行っています。既に信徒の方も参加しています。 先日、この勉強会でW.H.オーデンの詩「見るまえに跳べ」が話題になり…