マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

聖霊降臨後第9主日 聖餐式『聡明な心で神の国を求める』

本日は聖霊降臨後第9主日。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、列王記上3:5-12、詩編119:105-112とマタイによる福音書13:31-33、44-49a。説教では、天の国の5つのたとえを通して、イエス様が聡明な心で神の国を求めることを教えているこ…

『ジョン・コルトレーン「至上の愛」に思う』

去る7月17日は1967年に天に召されたジャズのサックス奏者、ジョン・コルトレーンの命日でした。肝臓がんのため、40歳の若さでした。 久しぶりに彼の代表作「至上の愛 A Love Supreme」をレコードで聞きました。 このレコードは高校生の頃、ジャズ喫茶によく…

聖霊降臨後第8主日 聖餐式『麦も毒麦も共に育つ神の国』

本日は聖霊降臨後第8主日。午前は前橋、午後は新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、知恵の書12:13、16-19 、詩編15とマタイによる福音書13:24-30、36-43。説教では、麦も毒麦も今はそのままにされる神の計らいに身を委ね、愛を持ってすべての…

『レイ・チャールズとキリスト教③』

前々回のブログで、レイ・チャールズの曲の、一見世俗と思える歌詞の中に聖書のメッセージが込められているのではないかと述べました。確かに、キリスト教や神の愛をダイレクトに歌ったものはほぼないと思われます。大ヒット曲の「我が心のジョージア」でも…

聖霊降臨後第7主日 聖餐式『どの地にも種を蒔かれる神の愛』

本日は聖霊降臨後第7主日。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、イザヤ書55:1-5、10-13、詩編65:9-13とマタイによる福音書13:1-9、18-23。説教では、一人一人を無条件に愛しどの地にも種を蒔いてくださる神の愛に感謝し、御言葉を聞いて受…

『レイ・チャールズとキリスト教②』

2週間ほど前に『レイ・チャールズとキリスト教①』という題で、レイ・チャールズの音楽に与えたキリスト教の影響を、彼のヒット曲「ホワッド・アイ・セイ What'd I Say」を取り上げ、ゴスペルの曲とブルースの融合等について記しました。 さて、最近、「レイ …

聖霊降臨後第6主日 聖餐式『イエス様の軛を負い主に学ぶ』

本日は聖霊降臨後第6主日。新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、ゼカリヤ書9:9-12、詩編145:14-19とマタイによる福音書11:25-30。説教では、重荷を負う者を招くイエス様の真意を知り、柔和で心のへりくだった主イエス様を信頼して、イエス様…

『リンゴ・スター「明日への願い(It Don't Come Easy)」に思う』

7月7日は元ビートルズのドラマー、リンゴ・スターの83回目の誕生日です。去る7月3日(月) 午前2時からのNHKラジオ深夜便で彼の作品集をしていました。その中で、一番心に響いたのが「明日への願い(It Don't Come Easy)」でした。私はこの曲を2007年に出たこの…