マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『ロバータ・フラック「Here, There and Everywhere」に思う』

前々回のブログでポップス曲「君の友だち」から「今もこれからもずっと私たちの友だちであるイエス様」について、先主日は山上の説教の冒頭から「どのような状況にあっても私たちと共にいて、語りかけていてくださる神様」について述べました。 最近、主なる…

顕現後第4主日聖餐式 『山上における「八つの幸い」

本日は顕現後第4主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、ミカ書6:1-8とマタイによる福音書5:1-12。神は貧しいとき、悲しむとき、苦しむときなど、どのような状況にあっても私たちと共にいて語りかけていることを知り、神により頼み、…

『キャロル・キング「君の友だち(You've got a friend)に思う』

先主日の聖餐式の福音書は、マタイによる福音書4 :12-23でした。説教の中で、イエス様は「闇の中に住む民」にとっての「大いなる光」であると語りました。また、中心聖句は『そのときから、イエスは、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣べ伝え始…

顕現後第3主日聖餐式 『イエス様に耳を傾ける』

本日は顕現後第3主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、アモス書3:1-8とマタイによる福音書4 :12-23。イエス様は「闇の中に住む民」にとっての「大いなる光」であることを知り、神に立ち帰りイエス様が私たちを御覧になっていることを…

『ジョージ・ハリソン「ギヴ・ミー・ラヴ」に思う』

昨年12月7日のブログでジョージ・ハリスン「コンサート・フォー・バングラデシュ」について思い巡らしました。その後、クリスマスがあったり、久しぶりに行ったコンサートのロジェ・ワーグナー合唱団や、それに関する曲などについて心が向いていましたが、ま…

顕現後第2主日聖餐式 『イエスのもとにとどまる』

本日は顕現後第2主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、コリントの信徒への手紙1:1-9とヨハネによる福音書1 :29-41。イエスのもとにとどまることで、イエスを知りイエスを「メシア」と告白し証しする者と変えられることを知り、神の望…

「聖ベネディクトのロザリオで祈る」

昨年末の12月31日に前ローマ教皇のベネディクト16世が帰天されました。年の区切りに何か大切なことを神が教えようとしているような気がしました。ベネディクト16世の名は、ベネディクト会の創立者ヌルシアのベネディクトゥスから取られました。ベネディ…

顕現後第1主日・主イエス洗礼の日 聖餐式 『神のみ旨を聖霊に聞く』

本日は顕現後第1主日・主イエス洗礼の日です。今年初めて新町の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、使徒言行録 10:34-38とマタイによる福音書 3 :13-17。キリストの洗礼の場面から、主イエスが洗礼を受けた意味及び私たちが洗礼を受ける意味を知る…

『国分友里恵「Nobody knows-わが悩み知りたもう-」に思う』

前々回のブログでロジェ・ワーグナー合唱団の黒人霊歌「汝はそこに(Were you there?)」について思い巡らしました。黒人霊歌(The Negro Spiritual)で私が思い浮かべるのはこの曲、「Nobody knows」です。私はこのCD「国分友里恵「Nobody knows-わが悩み…

主イエス命名の日 聖餐式 『イエス様と共に主の御名を広める』

本日は主イエス命名の日です。元旦礼拝も兼ね、前橋の教会で聖餐式を捧げました。 聖書箇所は、ローマの信徒への手紙1:1-7とルカによる福音書2 :15-21。イエス様が「イエス(主は救い)」と命名されたことの意味を考え、それぞれに与えられた名前や教名か…