マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大斎節前主日 聖餐式 『祈ること、イエス様に聞くこと』

本日は大斎節前主日です。午前前橋の教会、午後新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書日課はコリントの信徒への手紙一12:27-13:13とルカによる福音書6:27-38。 説教では、「キリストの変容」の箇所を通して、祈りを大切にし、神様が「これに聴け」と命…

「使徒聖マッテヤ日」に思う

本日(2月24日)は「使徒聖マッテヤ日」です。朝の礼拝の中で、そのことをおぼえて祈りを捧げました。特祷はこうでした。『全能の神よ、あなたは忠実な僕マッテヤを選び、み子イエスを裏切ったユダに代えて十二使徒に加えられました。どうか常に主の公会…

顕現後第7主日 聖餐式 『敵を愛し、慈しみ深くなる』

本日は顕現後第7主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書日課はコリントの信徒への手紙一15:35-38、42-50とルカによる福音書6:27-38。礼拝後は、堅信受領者総会が開催されました。 説教では、イエス様の命じる「敵をも愛する」「慈しみ深くな…

『「バビロン川のほとりで」に思う(2)』

前々回のブログで「バビロン川のほとりで BWV653」(バッハ作曲)、特にシュヴァイツァーのオルガン演奏について思い巡らしました。「バビロン川のほとりで」については、クラシックだけでなく、ポップスでもこの詩編にちなむ曲があります。それが「怪僧…

顕現後第6主日 聖餐式 『貧しい人々は幸い』

本日は顕現後第6主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました(前橋は「み言葉の礼拝」)。聖書日課はエレミヤ書17:5-10とルカによる福音書6:17-26。礼拝後は、堅信受領者総会が開催されました。 礼拝の説教では、 神様に信頼してイエス様を求めることによ…

『「バビロン川のほとりで」に思う(1)』

先日、2月4日(金)の朝、NHKFMの「古楽の楽しみ」の「古楽のキーワード」のコーナーは、コラール「バビロン川のほとりで」についてでした。番組では3曲が紹介されていました。それはカンタータ「バビロン川のほとりで」BWV267(バッハ作曲)、コラー…

顕現後第5主日 聖餐式 『神の恵みと私たちの使命』

本日は顕現後第5主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書日課はコリントの信徒への手紙一15:1-11とルカによる福音書5:1-11。 これまでにない感染拡大を受けて、礼拝時間を短くリスクを減らすため、やむなく聖歌は歌わず奏楽のみ、説教は7分程…

『ツツ大主教の信仰と働き(2)』

前々回のブログで、昨年末に帰天された南アフリカの反アパルトヘイトの旗手であったツツ大主教の信仰とその働きについて記しました。今回はその続編です。 ツツ大主教については、年が明け1月1日にケープタウンの聖ジョージ大聖堂で国葬が執り行われたことが…