マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

聖霊降臨後第19主日『自負心を捨て、命(神の国)に入る』

本日は 聖霊降臨後第19主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、民数記11:4-6・10-16・24-29、詩編19:7-14、ヤコブの手紙5:13-20及びマルコによる福音書9:38-50。説教では、イエス様は「自分たちはキリストの弟子である」という変…

『若松英輔「君の悲しみが美しいから僕は手紙を書いた」に思う』

9月17日(火)から20日(金)まで聖公会神学院の説教セミナーに参加していました。2日目くらいから咳が出ていて、3日目には薬局で咳止めを買ってなんとかしのいでいました。金曜に家に戻り少しだるかったのですが、土曜の朝熱を測ったら38度あり、念のため発熱外…

聖霊降臨後第18主日『信仰により小さき者を受け入れる』

本日は 聖霊降臨後第18主日です。福田司祭がコロナに罹患したため、新町は休止し、高崎はA兄の司式・説教代読で「み言葉の礼拝」を捧げました。聖書箇所は、知恵の書1:16-2:1・12-22、詩編54、ヤコブの手紙3:13-4:3・7-8a 及びマルコによる福音書9…

聖霊降臨後第17主日『主イエス様に従う』

本日は 聖霊降臨後第17主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、イザヤ書50:4-9a、詩編116:1-9、ヤコブの手紙3:1-12及びマルコによる福音書8:27-38。説教では、イエス様の弟子とは、自分を捨て自分の十字架を負ってイエス様に従う者で…

『「シャルル・ド・フーコーの祈り」に思う』

前々回のブログでヘンリー・ナウエン「最後の日記」について触れました。この作品はナウエン最晩年の著作で、彼の思想の集大成とも言えると思います。1995年9月、63歳の時にナウエンはサバティカル・イヤー(特別研修休暇)入り、その間のことを日記として記録…

聖霊降臨後第16主日『呻き執りなすイエス様』

本日は 聖霊降臨後第16主日です。新町の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、イザヤ書35:4-7a、詩編146 、ヤコブの手紙2:1-17及びマルコによる福音書7:24-37。説教では、イエス様が天を仰ぎ呻いて言われた「エッファタ」という言葉の意味を知り、私…

『「パウロのとげ、ナウエンの傷」に思う』

去る8月31日(土)のFEBCキリスト放送の番組「交わりのことば―ありのままで御前に留まり続けた人、ヘンリ・ナウエンの姿から」(酒井陽介神父)で、人の弱さとそこで出会う主イエスについての考察に心惹かれました。以下のURLで聞くことができます。開始して…

聖霊降臨後第15主日『イエス様と共に「神の戒め」を行う』

本日は 聖霊降臨後第15主日です。前橋の教会で聖餐式を捧げました。聖書箇所は、申命記4:1-2・6-9、 詩編15、ヤコブの手紙1:17-27及びマルコによる福音書7:1-8・14-15・21-23。説教では、「昔の人の言い伝え」に固執するのでなく、主イエス様が共に…