マッテアとマルコの家

勤務している前橋聖マッテア教会や新町聖マルコ教会の情報及び主日の説教原稿並びにキリスト教信仰や文化等について記します。

『「マッテア教会聖堂照明改修工事」に思う』

 先週の11月18日(月)~23日(土)に前橋聖マッテア教会聖堂照明改修工事が行われました。事の始めは、聖堂内に吊してあった大きな球状のカバーのある照明の球が切れてしまい、長い脚立を使い、信徒の方がやっとの思いで取り替えたことでした。信徒の高齢化等も踏まえ、このように大変な思いで電球を取り替えなくていいように、照明の改修工事をすることになりました。シャンデリアのような照明にすることも考えられましたが、最終的には電球はすべて取り、テープの電灯による間接照明とすることになりました。

 初日は、テープの照明を設置するための空間を作るため、天井のへりの上に同じ材質の木材をつけました。

    翌日には、これまでのものと同じ色を塗り、違和感がないようにしました。

 そして、水曜からは、テープの照明をこれまでの木材と新たにつけた木材の間に付けました。

 三日間かかって、無事、へりから2列目と3列目にテープの照明を貼ることができました。
 金曜の夜に照明工事は無事終了し、土曜に会衆席等を基に戻しました。以下が完成の様子です。

 かなりすっきりした形になり、以前より照度も上がりました。ぶら下がっていた球状の電灯を撤退したおかげで、より祭壇のイエス様に集中することができるようになりました。そしてこれにより、この聖堂の設計をした上林敬吉のオリジナルにより近くなったように思います。以下は、聖路加国際大学に保存されていた当教会聖堂の内部透視図です。

 この図に吊り下げ式の照明はありません。神学が変わり今はコミュニオンレールは取られました。また、当初、天井は木材で組むことを考えていたことが分かります。

 今回の聖堂照明改修工事により、視覚を遮るものがなくなり、より祈りに集中できるようになったように思います。また、教会は箱舟にもたとえられますが、ぶら下がっていたものがなくなって、聖堂が一層箱舟のように感じられるようになりました。外はどんな荒波であっても、ここに来れば安心なのであります。
 皆さん、ぜひ、より「祈りの家」にふさわしい聖堂を持った前橋聖マッテア教会にお出かけください。