『「星野富弘 ことばの雫」に思う』
前橋ハレルヤブックセンターの「ニュースレターVol.12 2024年10月号」が完成しました。既に紙媒体でご覧にあった方もおられると思いますが、以下のURLで見ることができます。
https://maebashi-hallelujah.com/store/wp-content/uploads/newsletter012.pdf
この2ページに、去る6月1日(土)に行われた5周年記念読書会のことが記されています。星野富弘さんの訃報に合わせて開催された「星野富弘さんと私のストーリー」で、私が当日の進行を務めました。ぜひご覧ください。
また、10月6日の礼拝説教では、キリスト教における結婚に関して私が思い浮かべる星野富弘さん・昌子さんご夫妻について言及しましたが、「富弘さんの葬儀」における昌子さんの「喪主挨拶」の一節も引用しました。「喪主挨拶」では、説教では話しませんでしたが、昌子さんは富弘さんの言葉を集めた「ことばの雫」のことを話されていました。

この「喪主挨拶」の後半で、昌子さんはこう話されていました。
『入院中は「星野富弘 ことばの雫」(いのちのことば社)を持っていって、今はどんなことを思っているのかと想像しながらページをめくっていました。富弘さんはその本の中に次のように書いていました。
いつかわからないが、
神様が用意していてくれる本当の私の死の時まで、
胸を張って一生懸命生きよう。
そんな富弘さんの生きる姿を見せられつつ病院で一緒に過ごして、私も頑張って一生懸命看病しようと思わされました。・・・』
富弘さんを心から尊敬した昌子さん、お互いに神様に委ねる信仰を持ち、パートナーとして助け合って生きたご夫妻の様子を垣間見たように思いました。
この「ことばの雫」には、富弘さんのこれまでの御本からまさに珠玉の言葉が収められています。写真は昌子さんご自身のものが収録されています。
前述の言葉と同様な言葉が、この本の中程(P.48) にあります。
『考えてみれば、
生きていることにも締め切りがある。
その日がいつかはわからないが、
良い作品を残したいと思っている。』
自分にとっての作品とは何か、人それぞれに神様から与えられたものは違うが、最大限それを生かしたいと願います。
この本に、結婚に関してこのような言葉があります。(P.59)
『ふたりが見つめあって生活していくのには、
あまりにも、たいへんなことが多すぎます。
でも、ふたりが聖書という、
おなじものを目標に歩んでいくのなら、
悲しみや苦しみのなかにも、
神さまの愛を見つけることができるのです。』
別の人生を歩んできた二人が聖書や信仰を基盤とするとき、神の愛を見いだし生きていくことができる、キリスト教における結婚がここに示されています。
星野富弘さん・昌子さんご夫妻は神様が出会わせてくださったパートナーであり、神様のみ守りのうちに43年を共に過ごし、子どもである多くの作品を残されました。それらはこれからも多くの人々の心をとらえ、私たちに生きる力を与え続けることでしょう。そのことを神様に感謝します。